プレガードU(PG基礎) NETIS 2006年登録製品
基準改定された「車両用防護柵標準仕様・同開設」、「道路土工-擁壁工指針」の基準に対応したプレキャストガードレール基礎

基準改定に対応したプレガード
平成11年3月の「道路土工-擁壁工指針」改定以前は、ガードレールに自動車が
衝突した場合、衝突荷重を設計に考慮する必要がありませんでした。
基準改定では、ガードレールを設置した擁壁では自動車衝突荷重を考慮して、
応力計算、安定計算をすることが明記されました。その結果、これまでの方法で
ガードレールを設置すると、たて壁の曲げ引張応力度が許容値を超過する。転倒
に対して不安定になるといった問題が発生します。在来手法の対応策としては、
応力度に対しては、部材厚を大きくしたり、鉄筋を入れる。転倒に対しては、底版幅
を拡げるといった対策があります。
このようなことに対応するために、独立型の防護柵基礎「プレキャストガードレール
基礎」を開発しました。擁壁上にプレガードを設置し、自動車衝突荷重を分散させる
ことによって従来の擁壁断面のままで安全性を確保することができます。この手法
が、より経済性と施工性に優れていると思われます。



特徴
施工性にすぐれます。
プレキャスト製品であることから、工期短縮が図れます。
対応道路勾配は、3%までは通常施工、3%以上では調整コンクリートを用いて施工できます。
曲線半径15mまで対応できます。
(連結金具は直線・曲線の両方に対応した金具を使用)
擁壁前面に足場設置の必要がありません。
軽量であることから小型機械で施工できます。
ガードレール支柱が路面側にないため、舗装施工が容易です。
仮設時の道路拡幅が容易に行えます。
経済性に優れます。
連結構造とすることで、軽量化を図りました。
設置時の効率化を図りました。
安全性に優れます。
実物実験により、本体、連結部の性能性確認を行っています。
本体設置と分離構造とすることで、擁壁への影響がありません。
維持補修に最適です。
平成11年度以前の擁壁修繕(ガードレール取替等)を行う場合、天端部だけでガードレール設置が可能です。
環境負荷を低減します。 
工場生産できることで、木製型枠が不要。
円筒型枠が不要になり、廃棄物処理が不要。
 



プレガードU(PG基礎)
名   称 個数
N
延長
m
規 格 支柱穴
φ
衝突荷重
P(kN)
製品長
L
参考質量
kg
H B t1
PG-BC- 800 10 20 480 800 80 175 30 2,000 630
PG-BC- 800 9 18 800 630
PG-BC- 900 8 16 900 666
PG-BC- 900 7 14 900 666
PG-BC- 1000 6 12 1,000 705
PG-BC- 1100 5 10 1,100 743
PG-BC- 1200 4 8 1,200 781
PG-A - 1000 10 20 520 1,000 120 200 50 2,000 980
PG-A - 1000 9 18 1,000 980
PG-A - 1100 8 16 1,100 1,037
PG-A - 1100 7 14 1,100 1,037
PG-A - 1200 6 12 1,200 1,095
PG-A - 1300 5 10 1,300 1,152
PG-A - 1500 4 8 1,500 1,266


 
 


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